自分に合った注文住宅を手に入れるために
外国の文化を取り入れた注文住宅の考え方を知る
輸入住宅で注文住宅の家づくりを始めたい、このように考える人の多くは輸入住宅は見た目がオシャレで素敵などの印象があるからではないでしょうか。
明確な定義はないのですが、海外の設計思想による家を資材もしくはパッケージにして輸入を行って日本の中で建築する住宅を輸入住宅といいます。
海外の住宅文化には優れたところが多数ある、同じ木造住宅の場合でも、日本で主流になっている木造軸組工法は柱と梁が構造体になっている、夏の蒸し暑い機構に対応可能な日本独自の工法です。
一方、輸入住宅の大半は床や壁など面で建物を支えている、アメリカではツーバイフォーで北欧ではパネル工法など、いずれも6面体を作る2×4工法と同じ考え方です。
輸入住宅は、日本の住宅メーカーなどの家と比べると割安になることもあるので注文住宅で検討される人も多いのですが、外国の文化を感じさせる家づくりであり、ヨーロッパの北欧スタイルや北米スタイルなどが代表的です。
注文住宅なら特殊な機能を装備することも可能
注文住宅の中でも完全オーダーメイド型の住宅は真っ白な状態から設計図を書いて行く家づくりですから、間取りはもちろんデザインや利用する設備、床材や窓枠、扉や階段の踏み板などそれぞれ好みのものを一つずつチョイスしながら家づくりを楽しむことができます。
また、注文住宅では、柔軟な設計やデザインだけでなく一般的な住宅には備わっていない特殊な機能を追加することも可能です。
例えば、お店と住居を併用したい人などは業務設備付き住宅、地下室や大音量で音楽や映画を観ても周りの家に迷惑をかけないスタジオレベルの防音設備なども可能です。
他にも、重量鉄骨の3階建てや家庭用エレベーター、大きな吹き抜けを持つ家など特殊な仕様を取り入れ家づくりができる魅力もあるわけです。
ちなみに、2階建ての家などには必ず階段があるけれども、リビングの中に階段を設置することで家族が出かけたり帰宅したときなど必ず家族の顔を見ることができるこれに加えて吹き抜けの階段にすることで空間をより広く演出できるなど、このような特殊な機能を持つ家づくりができるのも完全オーダーメイド型の注文住宅の魅力といえましょう。